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9つのスクリーンを擁するユナイテッド・シネマとしまえんの外観。計測機器を設置している施設の一つ

計測機器(写真下部の白い箱)で得たデータを活用し、エネルギー配分の全体最適化を目指す

環境保護対策を推進する田山マネージャー。全国を飛び回って社員全体を巻き込んでいる
映画を100%楽しむために、快適な鑑賞を設備の面からサポートするのも映画館の役割です。お客さまの満足を実現しつつ、電力の無駄を減らす努力をしてきた事実が認められ、当社事業会社であるユナイテッド・シネマは平成21年度、経済産業省が指定する「省エネルギー計測監視等推進事業/補助対象事業者」に選ばれました。
同事業者に選定されると、使用エネルギーを計測できる機器の設置および専門コンサルタントによる結果診断に際し、補助金を受けることができます。ユナイテッド・シネマでは、としまえんを含む全国4館に機器を設置し、10月からデータの記録を開始。電灯や空調、換気などエリア毎に細分化した測定結果が週単位で出るようになり、入場者数などとの関係の総合的な分析を機動的に行えるようになりました。これにより、月単位でデータを得ていた従来は難しかった、エリア毎のきめの細かい温度調整によるエネルギー消費量削減が可能になったのです。
「環境対策を積極的に訴えかける企業でありたい。」資源や環境を題材にした、『アース』『ウォーリー』などの映画も多く封切られた2008年。この年に始まったユナイテッド・シネマの省エネへの取り組みは、営業時間外のこまめな電源オンオフ管理や、使用時間外にコンセントを抜く、といった地道な努力が功を奏し、同年度に早くも前年比6%削減を実現。2009年度は8%削減が確実視されています。「2010年度には計測データを全国21館に応用し、全社で10%以上削減を目標に省エネに取り組みたい。省エネは環境対策であると同時にシネコンの運営コスト低減にも結びつき、ユナイテッド・シネマの収益アップにも貢献してくれています。」と、戦略・開発本部の田山マネージャー。(09年度、10年度ともに対07年度比)
また、ユナイテッド・シネマとしまえんでは、洗浄時の水量を自動的に最適化する新しいトイレ洗浄システムも試用中です。「2010年度内に実験を開始する予定のLED照明の導入など、多方面から環境対策を推進し、シネマ・コンプレックス業界をリードしていく。」(前出・田山マネージャー)
(2010年01月27日)
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