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玄関に設置された「不思議な実のなる木」。音が出たり、動いたり、五感で楽しむことができます
「絵を描いた人に直接説明してもらえたので、とても分かりやすかった」と話す中央区聴覚障害者協会の平野昭一さん
児童たちが蜜蝋ペンの使い方を教えてくれました
住友商事では、事業活動の場における地域社会への貢献を軸に、世界各地でさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。2001年5月に晴海へ本社移転以降は、中央区に拠点を構える企業と連携して区の美化活動等へ取り組んでおり、このたび、本社に隣接する中央区立月島第三小学校の「バリアフリー展覧会」開催に協力しました。同校との間では、2006年から児童のための防犯活動等に地元企業として協力してきましたが、学校やPTAからの要請に応じ、同校の教育活動を企業の立場から支援するという一歩踏み込んだ形で活動を行いました。
中央区立月島第三小学校では、2008年6月に当社が全面協力して開催した字幕および音声ガイド付き映画作品(バリアフリー作品)『西の魔女が死んだ』上映会を契機に、恒例行事である3年に一度の展覧会のメインテーマを「誰もが楽しめるバリアフリー展覧会」(注1)としています。展覧会場には児童たちが制作した誰もが鑑賞できる作品を展示、来場される障がいのある方々と児童たちとの交流を進めることになりました。この過程で当社に協力要請があり、当社では作品制作のアドバイスや材料の提供、また地域の障がいのある方々へのご案内等で協力しました。
「バリアフリー展覧会」は2009年12月3日から6日まで月島第三小学校で開催、30名以上の地域の障がいのある方々が来場して、楽しく鑑賞しました。児童たちは、目の不自由なお客様には自分たちの絵を言葉で解説したり、直接触れてもらったり、耳の不自由なお客様には手話で蜜蝋ペン(注2)の使い方を伝えたり、まさにみんなが一緒に楽しめる展覧会となりました。児童たちは障がいのある方々との触れ合いを通して多くを学び、また、障がいのある方々は地域の子供たちと楽しい時間を過ごすことができたと喜んでいました。
当社は、良き企業市民として、誰もが暮らしやすい社会になるため、バリアフリー映画の普及の推進に取り組む等、今後もさまざまな社会貢献活動の取り組みを行なっていきます。
(注1)
通常、展覧会は視覚情報に頼って鑑賞する作品が多いが、触ったり、音がしたり、匂いがする作品を制作した。また平面絵画は、何が描かれているのかを解説し、どこかに障がいがあっても楽しめるように工夫をした。
(注2)
視覚に障がいがあっても絵が描けるように開発されたペン。描いた線が盛り、触って確認ができる仕組みになっている。
(2010年01月21日)