ProjectEYE その時、何を見つめ、考え、行動したのか。

シリーズ第一回 エレベーター連動清掃ロボットシステム

思いが現実に近づいた、ロボット博士との出会い


富士重工業株式会社
クリーンロボット部のみなさん

パートナーを探すにあたっては、住友商事の旧設備システム部(現産業インフラ事業部)の協力を仰いだ。 しかし、候補は見つかるものの、なかなか話が進まない。そんなときに出会ったのが、富士重工業だった。
工場を訪ねてみると、実際に動く清掃ロボットが目の前に。井上が羽田で目撃したロボットも、実は同社製。富士重工業は40数年前から清掃機械を開発。多くの技術とノウハウを蓄積していたのである。
井上が語る思いに、開発を手がける当時のロボットプロジェクトのプロジェクトリーダー青山元氏(工学博士 現クリーンロボット部長)も共感。パートナーが決まった。
また、実用化までには、いくつか越えなければならない壁がある。人に勝る清掃能力はもちろん、コストや管理のしやすさ、システムの使いやすさなどだ。
そこで、ビル管理を展開する住商ビルマネージメントから井澤勇八、清掃ビジネスを手がけるエス・シー・ビルサービス(SCB)からは石川信弘、宮田敏紀が、プロジェクトに参加。「何がなんでも実現してみせる」(石川)との思いを抱いたビル事業に関わるグループの精鋭が結集し、清掃ロボットシステムの共同開発が、スタートしたのである。

コラム:こんにちは、ロボハイターです!

お掃除ロボットの名前は、ロボハイター。身長は89センチ。体重は135キロ。6時間のフル充電で、約4時間・3000平方メートルをお掃除。人間3人分の仕事量を、1台でこなします。走行速度は通常30メートル/分(時速1.8キロ)。照明や空調がない過酷な労働環境でも、ひと言の文句も言わずにテキパキ作業。電気エネルギーの削減にも貢献します。

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