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総床面積67万2000平方メートル。2001年4月の完成を目指し、93年から始まった晴海一丁目地区市街地再開発事業(現・晴海トリトンスクエア)に、デベロッパーとして参加した住友商事。
ビル事業部の井上弘毅は、このプロジェクトをリードしながら、一つの答えを探し続けていた。「21世紀に完成する最初のビッグプロジェクトで、総合商社として住友商事が果たす役割は何か?」。
さまざまな思いが交錯する中、照準が定まった。「グループの総合力で、先端の新しいビジネスを創造」する。そのアイデアの一つにあがっていたのが、清掃ロボットだった。

誕生する4棟の巨大オフィスビル。清掃すべきフロアは膨大な数に及び、人手で行うには何百人体制の管理システムが必要になる。だが、それだけの人を集めることが難しいと考えられていたのだ。
そんなとき、井上は羽田空港で清掃ロボットを目撃した。思いが一気に加速した。井上の指示が、白石幸成をはじめとするビル事業部の部下に飛んだ。「パートナー探しを始めろ!」

「職・遊・住の調和」をコンセプトに、緑豊かな屋外空間(植栽庭園)、オフィスビル、商業施設、住宅などで構成された“新しいまち”として2001年1月に誕生しました。
その象徴が、今回紹介するお掃除ロボット隊の活躍するオフィスビル群。時代の先駆けとして、ゴミ計量システム、地域冷暖房システム(DHC)、水の循環利用システムなども導入。地球や周辺環境への配慮を評価するCASBEE(建築物総合環境性能評価システム)のヒートアイランド現象緩和への取り組みにおいては、Sクラス(素晴らしい)を獲得しています。
さらに、被災レベル制御設計(地震対策)、高速機械式駐車場(省人駐車場)も導入。新時代のインテリジェントオフィスを実現しています。