住友商事のビジネスの現場を間近に見てきた当社広報担当者が、現地の状況や働く人々の様子をレポートします。世界に広がる住商ワールドの「いま」をお送りします。
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広報部企画チーム
平尾賢一
自動車本部、ネットワーク事業本部で営業を経験した後、2007年4月より広報部。現在は、中長期的な広報戦略の企画、グループ広報、海外広報等について担当。趣味は、たまのゴルフとオーディオ。
Summit D&V
ハンガリーのエステルゴルムに本社・工場をおき、自動車部品の組み立て・流通を行う。当社は2003年に出資参画し、現在は当社グループ100%出資会社。主に、隣接するスズキ(現地法人:Magyar SUZUKI)向けに部品を供給する。2006年には、合弁でPlastimat Hungary社を設立、自動車部品の生産も行う。
Summit Agro Hungary
住友商事グループのグローバルでの農薬ビジネスを担う目的で、1992年に当社グループで初めて自前の農薬現地販売会社(住友商事100%子会社)として設立。その後、ロンドンにある欧州の統括会社Summit Agro Europe社の子会社に再編成され現在に至る。ハンガリーでの農薬、種苗の輸入・卸販売を行う。

2008年7月22日、モスクワからウィーンを経由して空路ハンガリーに入った。飛行機の遅れもあり時刻は22時。この季節、陽の長いヨーロッパもさすがに暗闇に包まれていた。空港からブダペスト市内のホテルへ向かうが、フライトが遅れたことが幸いしたのか、ドナウ河沿いの丘にたつライトアップされた王宮が、素晴らしい夜景として出迎えてくれた。こんな景色は、今まで見たことがない。
ハンガリーは、古くは王国として栄え、1989年に共和国となり現在に至るが、その古くからの伝統を、有無を言わさず見るものに訴えかけてくる迫力がある。

打ち合わせ中の石橋部長
Summit D&Vは、ブダペスト市内から車で1時間ほどのエステルゴルムにある工業団地に入っており、主に、スズキ(現地法人:Magyar SUZUKI)向けに自動車のOEM(Original Equipment Manufacturing:相手先商標での製品製造)パーツの供給を行っている。当社は2003年に出資し経営に参画している。
現地では、当社から駐在している吉川社長と石橋部長に話を伺い、その後、工場を見学させてもらった。同社の従業員は、現在約170名。JIT(Just In Time)での納品や部品の組み立てに加え、隣接するスズキの工場へはラインへの直接納品を行っており、こうしたきめ細かなサービスが最大の強みとなっている。

工場での作業風景
また、2006年には、Cadence社との合弁事業としてPlastimat Hungary社を設立。ドアトリム等 樹脂成型品の生産を行っており、現地に根付いて順調に事業を拡大させている。
工場は、整理整頓が行き届いており、非常に綺麗である。また、物流を意識した導線、工程が徹底されている。その一方で、働いている人たちは、正確な作業と対照的に、リラックスした笑顔で挨拶してくれたことが印象に残っている。

吉川社長(オフィスのデスクにて)
そう言えば、吉川社長は、写真を撮らせてもらった時の照れ笑いとは対照的に、お話を伺った時は、きっちりと自身の考え方を持って話す方で、こうしたトップの姿勢が社員のみならず工場の隅々まで行き渡っているのだと感じられた。