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2012年06月25日
住友商事株式会社

小型石油随伴ガス液化装置事業に関する戦略的パートナーシップ締結

住友商事株式会社(取締役社長 中村邦晴、本社:東京都中央区、以下「住友商事」)は、本年5月15日に、英国在Compact GTL plc (以下「CGTL社」)、住友精密工業株式会社(以下「住友精密」)、川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)の4社間で、小型石油随伴ガス液化装置(以下、「小型GTL」(注1))の商業展開に向けた戦略的パートナーシップを締結しました。本年5月末には、住友商事が一昨年取得したCGTL社株式と同数の株式をパートナーの1社である川崎重工が取得、住友商事とパートナーの各社は、共同で本事業を積極的に推進します。
(注1)GTL: Gas to Liquidの略

 

石油掘削時に排出される随伴ガスは、深海油田・遠隔地等では、これまで有効的な処理方法が無かったため、大半が大気中で燃焼処理されており、資源の有効利用や環境問題の観点から、この随伴ガスの活用方法の早期確立が求められてきました。
小型GTLは、触媒を充填した反応機(リアクター)により石油随伴ガスを改質・合成し、液体燃料に変換する設備です。本年、CGTL社は、ブラジルPetroleo Brasileiro S.A.社(以下「ペトロブラス社」)の敷地内で共同実証実験中であった世界初の小型GTLの試運転が成功したことを受け、ペトロブラス社から同技術の商業展開に向けた技術承認を獲得、CGTL社はこの小型GTLの技術承認を獲得した世界で唯一の会社となりました。この小型GTL技術により、これまで困難だった洋上・船上における石油随伴ガス処理や、これまで開発が思うようにすすまなかった油田の新規開発に弾みがつくことになります。

 

住友商事は、今後、パートナー各社と連携し、南米のみならず、ロシア、アフリカ、中東、アジアをターゲット市場として、世界初の小型GTLプラントの商業機の受注および拡販展開を目指します。さらに石油随伴ガスのみならず、油田開発に関連する石油随伴水の環境負荷の高さとその処理技術にも注目し、各種環境システムについても広く世界的に各種プロジェクトを推進していきます。

 

ブラジル・ペトロブラス社敷地内で稼働中のCommercial Demonstration Plant

ブラジル・ペトロブラス社敷地内で稼働中のCommercial Demonstration Plant

 

 

本件に関する問い合わせ先

住友商事株式会社 広報部 報道チーム

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