2007年07月30日
住友商事株式会社
住友商事が日本における総代理店を務める米国ABX Air社が、
全日空向けに本邦初となる貨物航空機ウェット・リース契約を成約した件
住友商事株式会社(社長:加藤 進/以下 住友商事)が日本における総代理店を務めるエービーエックス・エア社(ABX Air社/CEO:ジョセフ・C・ヒーティー、本拠地米国オハイオ州/以下 ABX)は、住友商事の仲介により全日本空輸株式会社(社長:山元 峯生/以下全日空)向けに本邦初となる貨物航空機ウェット・リース契約を3月8日に締結した。
【概要】住友商事が日本における総代理店を務めるABXが、住友商事の仲介により全日空向けにボーイングB767-200型貨物航空機2機のウェット・リース契約を締結した。関西国際空港を拠点に北京・大連・青島・アモイ・香港・バンコク間に週20便程度の就航が計画されており、2007年5月15日大連向けの初便が飛び立った。 運航開始から約2ヶ月経過した現在、運航は軌道に乗っている。
【背景】2006 年4月、国土交通省航空局技術部より「運航に関する業務の管理の受委託に係る許可の運用指針」の通達が出され、国際貨物便に限り日本の航空会社が外国の航空運送業者からウェット・リース(航空機の運航に必需となる乗員、整備、保険を併せた形で航空機をリースするもの)を受けることが認められることとなった。
ABXはFedEx、UPSに次ぐ米国第三位の宅配便会社であったエアボーン・エクスプレス社(Airborne Express社)の航空部門を前身とする会社。2003年Airborne Expressの地上部門がDHLに買収されたのをきっかけに社名を現在のものに改めAirborne Expressから分離・独立し、第三者向けの事業拡大を志向。 全日空は国土交通省の上記規制緩和を受け、ウェット・リース導入により中国向け貨物便増強を図る事を検討開始。同じ分野の強化を希望する両社を当社が仲介し本件が実現した。
【今後の取り組み】今回の全日空向け貨物航空機ウェット・リース仲介をきっかけに、当社は対日総代理店に加え、ABXの対中国代理店権を取得した。今後は全日空からの追加受注、中国のエアラインからの新規受注等、担当域内での積極的な貨物航空機ウェット・リースの受注活動を展開する予定。
<ABX Air社 会社概要>
| 1)名称 |
: エービーエックス・エア社(ABX Air, Inc.) |
| 2)所在地 |
: 本社 米国オハイオ州 |
| 3)資本金 |
: 125百万米ドル |
| 4)事業内容 |
: 貨物航空機ウェット・リース事業 |
| 5)設立時期 |
: 1979年 |
| 6)従業員数 |
: 7,600名 |
| 7)出資状況 |
: NASDAQ上場(ABXA) | |
以上