2006年12月20日
住友商事株式会社
住友商事が中国・上海宝鋼集団傘下の自動車小売会社に出資
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、社長:岡 素之、以下住友商事)は、中国の国有総合製鉄会社である上海宝鋼集団公司(董事長:謝 企華、本社:中国上海市、以下宝鋼集団)傘下の自動車販売会社である上海宝鋼汽車貿易有限公司(以下宝鋼汽貿)の第三者割当増資を引き受ける形で出資し、宝鋼汽貿を宝鋼集団と住友商事の合弁企業とすることとなりました。出資後の社名は上海宝鋼住商汽車貿易有限公司と改名されます。
宝鋼集団は成長著しい中国の自動車産業において、川上領域では自動車メーカーに自動車用鋼板を初めとする原材料を供給していますが、川下領域では事業多角化の一貫として宝鋼汽貿を設立して自動車小売事業にも進出しています。自動車小売領域は2001年に中国がWTOに加盟した後の市場開放プログラムにより外資にも扉が開かれたことにより、住友商事も同事業に参画し世界各国で培って来た自動車小売事業のノウハウを生かして共同経営することとなったものです。
中国ではWTO加盟後の市場開放及び自動車産業の育成のためにここ数年に亘り相次いで関連法規が発表されていますが、2005年2月及び6月に夫々施行された「自動車ブランド販売管理弁法」及び「同実施細則」により外資の自動車小売事業への参画の具体的な道筋が示されたため、宝鋼集団及び住友商事で合弁契約を締結の上、中国商務部に申請をしておりました。本年9月に正式認可が取得できたため、この程宝鋼汽貿を増資しこれを住友商事で引き受け、払い込みをするものです。尚、本案件は「大手国有企業と外資によるマルチディーラー合弁事業に対する批准の第一号」との確認を商務部より得ています。
宝鋼汽貿は現在上海市及び浙江省、江蘇省、江西省、広東省の計8拠点で自動車ディーラー及び中古車販売事業を展開していますが、住友商事の出資後は日系自動車メーカーを中心に拠点数を増やし、住友商事が他国で培った自動車ディーラー経営のノウハウを注入することで中国の自動車ユーザーによりよいサービスを提供してゆくことを目指しております。
住友商事は宝鋼集団とは過去20年以上に亘る取り引き実績があり、事業範囲も鉄鋼の原材料及び製品のトレードのみならず、製造設備の納入や鉄鋼分野での共同事業等広範囲に亘っています。今回の自動車小売分野での共同事業は両社の関係強化に役立つものと認識しております。
【合弁会社の会社概要】
| 社名 : |
上海宝鋼住商汽車貿易有限公司 |
| 本社所在地 : |
中国上海市宝山区宝楊路1943号 |
| 代表者 : |
方 舒・総経理 |
| 資本金 : |
1.6億人民元(約24億円) |
| 資本構成 : |
宝鋼グループ 51%、住商グループ 49% |
| 主な事業内容 : |
自動車ディーラー、中古車販売事業、自動車リース業、等 |
| 従業員数 : |
本社25人、グループ全体(子会社含め)520人 |
以上