住友商事株式会社の100%子会社である住友商事ケミカル株式会社(社長:山崎 和彦、本社:東京都中央区晴海)、および、株式会社鯤コーポレーション(佐賀県武雄市)、北里大学人獣共通感染症学研究室(青森県十和田市)の三者は高原性鳥インフルエンザウィルスA型の家禽類へのウィルスによる感受性低下及び感染の機会の低下などで共同研究し、ウィルス力価を99.99%低下させる研究に成功しました。
また、この研究により開発された技術を応用し次世代コーティング剤「DINFHKON」として商品化することになりました。尚、8月11日に本研究に基づく特許出願も済ませており、住友商事ケミカル(株)は同8月11日に「DINFHKON」として商標登録も済ませております。
【背景】
昨今、世界数カ国で猛威を振るっている高病原性鳥インフルエンザウィルスは、家禽などへの感染から人への感染と、その感染者の拡大が続いており大きな社会問題となっています。既にインドネシアでは世界最多45人の死者をだしており、WHO(世界保健機構)は、「2006年8月現在の感染者数は世界10カ国で238人にのぼり、139人が死亡した」と発表しています。現在では「人から人へ感染する」新型インフルエンザの登場として今後先行きが懸念されています。
現在、鳥インフルエンザに対してはワクチン投与が最も有効であるとの見解がありますが、ワクチンでは発症予防が出来ても、完全な感染予防は難しいとされており、国際的な鳥インフルエンザ対策としては、空気環境清浄化による感染機会の低下が求められております。
【「DINFHKON」の効果】
「DINFHKON」は酸化チタンなどの光活性物質が持つ抗菌・滅菌作用及び、耐ウィルス性をより高める為に、特殊な添加物と独自結晶構造を用いる事で、可視光領域下においても飛躍的に有機物などの分解力を高めた高機能製品です。よって、建築物全般の内外装を対象としたセルフクリーニング機能、シックハウス対策・大気浄化・抗菌・防カビなどの機能は勿論のこと、今後、国際社会問題として懸念される「高病原性鳥インフルエンザウィルス」の力価低下にも効果を発揮することを証明した本製品はハイブリットコーティング材として様々な場所において活躍が期待できます。
【各社の役割】
住友商事カミカル株式会社は株式会社鯤コーポレーションの特異性のある新技術を応用することで新たな分野での可能性をひろげます。総代理店である住友商事ケミカル(株)では今後国内外含め初年度売上10億円を目指します。
北里大学人獣共通感染症学研究所は動物における人獣共通感染症対策(ワクチン、抗菌薬、飼料添加剤、衛生管理など)の構築、その基本となる病原機序の解析や迅速検出法の確立などに向けた研究を実施しており、研究成果の応用を社会に積極的に推進し、最終的には人獣共通感染症から人間社会を守ることを目指しています。
株式会社鯤コーポレーションは酸化チタンを応用した独自の製法により触媒反応に特異性のある製品を研究開発および製造をしております。
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出願特許の番号/発明の名称 |
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整理番号MSPJN0160 特願2006-220460 |
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発明の名称 ウィルス力価低下含有体 |
【住友商事ケミカル概要】
| 社名 |
住友商事ケミカル株式会社 (Sumitomo Shoji Chemicals co.,Ltd.) |
| 設立 |
1998年02月 |
(社名:住友商事プラスチック株式会社) |
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2005年10月 |
住友商事ケミカル(株)、住商化学品中部(株)を合併。 社名を住友商事ケミカル株式会社に変更。 |
| 資本金 |
900百万円 |
| 年商約 |
2,400億円 |
| 従業員 |
340名(2006年4月現在) |
| 主要取引銀行 |
三井住友銀行、東京三菱UFJ銀行 |
| 本社所在地 |
〒104-6233 東京都中央区晴海一丁目8番12号 晴海トリトンスクエア オフィスタワーZ棟 TEL:03-5166-9300(代) FAX:03-5166-9303 |
【北里大学人獣共通感染症研究室概要】
| 学校法人北里大学 |
獣医畜産学部獣医学科 人獣共通感染症研究室 |
| 所在地 |
青森県十和田市東二十三番地町35-1 |
| 教授 |
中村政幸 |
| 助教授 |
竹原一明 |
【株式会社鯤コーポレーション概要】
| 社名 |
株式会社鯤コーポレーション |
| 設立 |
平成13年8月29日 |
| 資本金 |
1,000万円 |
| 代表取締役 |
藤井隆治 |
| 事業内容 |
光触媒酸化チタンの開発、製造、販売及び、景観材製品の製造、販売 |
| 本社所在地 |
〒849-2305 佐賀県武雄市山内町松ノ木原22646 TEL:0954-20-7115 FAX:0954-20-7116 |
以上