中期経営計画

中期経営計画

FOCUS'10 ~新たなステージにおける成長シナリオ~ (2009~2010年度中期経営計画)

住友商事グループは、2009年度から中期経営計画「FOCUS'10」を実施しています。

「FOCUS'10」の「FOCUS」とは、「Future」(中長期的な視点)、「Originality」(個性・多様性の尊重)、「Core」(太い収益の柱の構築)、「Unity」(総合力の発揮)、「Soundness」(健全性・効率性の強化)の頭文字をとったものです。これら5つに「焦点を絞る」との意味を込め、今回の中期経営計画において特に重視する価値観を表現しています。また、FOCUS'10の「10」は、中期経営計画のゴールの2010年度の「10」であると同時に、「次の10年を見据えた」土台作りを行うという意味も併せ持っています。

中期経営計画 FOCUS'10 PDF(261KB/PDF)

FOCUS’10では、次の10年を見据えた「新たなステージにおける成長シナリオ」を確立することにより、変化を成長につなげる価値創造企業を目指しています。そのため、以下の2点を基本方針として、外部環境に影響されることなく自律的成長を続けていくための基盤づくりを進めていきます。

基本方針
  • 健全性や効率性を再強化しつつ、価値創造力を高めることで中長期的な成長を図る
    財務基盤やオペレーションの健全性・効率性の維持・強化を進めた上で、中長期的成長のために必要となる「価値創造力」の強化を図っていきます。
  • ビジネスごとの特性や強みを活かし、多様な道行きを通して全社の成長につなげる
    各ビジネスの特性、強みや成長のステージを踏まえて、目指す姿や期待される役割を明確にした上で、多様な道行きや戦略を通して、それぞれが会社の成長に貢献していくことを目指していきます。

FOCUS'10 定量目標および計画・指標

FOCUS'10開始にあたり、FOCUS’10における定量目標および計画・指標を以下の通り設定しました。

定量目標の各数値は、厳しい環境下においても当社の株主資本コスト7.5%を確保し、中期的にリスク・リターン15%を回復することを念頭に設定したものです。

また、FOCUS'10では、外部環境の変化に左右されずに持続的な成長を実現するための土台づくりとして、バランスシートの健全性強化と、より効率的な事業資産への入替に全社を挙げて取り組んでいくという観点から、健全性・効率性についての指標も掲げています。

定量目標
  • 連結純利益(※): 2009年度1,150億円 (2009年度実績: 1,552億円)
  • リスク・リターン: 2年平均10%程度 (2009年度実績: 11.3%)

(※)米国財務会計基準書第160号適用後の連結損益計算書における「当社株主に帰属する当期純利益」を示しており、2008年度までの「当期純利益」と同じ内容です。

2009年度の連結純利益は1,552億円となり、FOCUS'10初年度の利益目標である1,150億円を達成することができました。また、2009年度のリスク・リターンは11.3%となりました。

FOCUS'10の2年目にあたる2010年度は1,600億円の連結純利益を予想しており、この水準を達成した場合、2年間合計の連結純利益は3,152億円となります。この場合の2年平均のリスク・リターンは11%程度となり、2年平均で10%以上としているFOCUS'10の目標を上回ることとなります。

投資計画
  • リスクアセット積増額(ネット): 2年合計1,000億円 (2009年度実績: ゼロ)

2009年度のリスクアセットの積増額は、ネットで前期比横ばいとなりました。これを増加と減少のグロスの金額で見ると、新規投融資等によるリスクアセットの積増が900億円、資産入替や営業資産減少などによる減少が900億円となっています。

2010年度のリスクアセットの積増額は、ネットで1,600億円と見込んでおります。その結果、2年合計のリスクアセットの積増額は、1,600億円となり、当初計画を600億円上回る見込みです。

健全性・効率性指標
  • 全社総資産: 2011年3月末時点で2009年3月末比横這い(2009年度末実績: 7兆1,378億円)
  • 全社フリーキャッシュフロー: 2年合計で黒字を確保(2009年度実績: 4,510億円の黒字)

2009年度末の全社総資産は、前年度末比1,196億円増加の7兆1,378億円となりました。
また、2009年度のフリーキャッシュフローは、4,510億円の黒字となっています。

FOCUS'10 定性目標

FOCUS'10では、上記で掲げた基本方針のもと、以下の定性目標に関する取り組みを進めていきます。

メリハリある成長戦略の着実な実行

当社が行うさまざまなビジネスについて、それぞれの道行きを明確にし、成長を促進していきます。ビジネスごとの特性・強みを活かすことで、多様な道行きを通じて全社成長につなげていこうとするものです。一方で、重点分野への取り組みを強化するために、メリハリある経営資源配分を行うとともに、戦略分野に対する支援体制を強化し、成長戦略を支えるために組織・体制の強化を図っていきます。

健全性・効率性の徹底的な強化

GG Plan で掲げた「質のさらなる向上」については、今後も継続的に取り組んでいきますが、特に、バランスシート経営の高度化への全社的取り組みとグループ会社を含めた内部管理体制のさらなる強化に注力します。資産の積極的・戦略的な入替、ならびにバランスシート・マネジメントを推進することにより、新規投資の余力確保と事業ポートフォリオの改善、およびビジネスモデルの転換・高度化への取り組みを促進していきます。また、グローバル連結経営の礎となる内部管理体制については、危機管理体制の再整備を含めさらなる強化を図っていきます。

価値創造力を高めるための人材および組織づくり

従業員一人ひとりの能力や意欲を高めるとともに、多様な人材の活躍を促進します。さまざまなビジネスに対応可能な人材の確保・育成をグローバル連結ベースで推進するほか、一人ひとりの多様な強み・スキルを引き出しさらなる活躍を促進するために、組織における人材マネジメント力の強化を図っていきます。


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