中期経営計画

中期経営計画

「FOCUS'10 (2009年度~2010年度 中期経営計画)」~新たなステージにおける成長シナリオ~

住友商事グループは、1999年に始まる「改革パッケージ」以来、本年3月のGG Planまでの5期10年にわたる中期経営計画を着実に実行し、改革と成長を成し遂げてきました。2009年度から始まるFOCUS'10においては、次の10年を見据え、「新たなステージにおける成長シナリオ」を確立することにより、変化を成長につなげる価値創造企業を目指します。そのために、「健全性や効率性を再強化しつつ、価値創造力を高めることで中長期的な成長を図る」こと、および「ビジネスごとの特性や強みを活かし、多様な道行きを通して全社の成長につなげる」ことを基本方針として、経営理念に掲げる「新たな価値創造」に取り組んでいきます。

FOCUS'10 定量目標および計画・指標

FOCUS'10 における定量目標および計画・指標は以下の通りです。
定量目標の各数値は、厳しい環境下においても当社の株主資本コスト7.5%を確保し、中期的にリスク・リターン15%を回復することを念頭に設定したものです。
なお、中長期的な成長を図る上で健全性・効率性の再強化が不可欠という観点から、全社総資産、全社フリーキャッシュフローの目安を以下の通りとしています。また、資産入替を促進するための全社的費用(50億円(税後))を連結純利益目標に織り込んでいます。

定量目標
  • 連結純利益(※): 2009年度1,150億円
  • リスク・リターン: 2年平均10%程度

(※)米国財務会計基準書第160号適用後の連結損益計算書における「当社株主に帰属する当期純利益」を示しており、2008年度の「当期純利益」と同じ内容です。

投資計画
  • リスクアセット積増額(ネット): 2年合計1,000億円
健全性・効率性指標
  • 全社総資産: 2011年3月末時点で2009年3月末比横這い
  • 全社フリーキャッシュフロー: 2年合計で黒字を確保

FOCUS'10 定性目標

FOCUS'10では、2つの基本方針のもと、「メリハリある成長戦略の着実な実行」、「健全性・効率性の徹底的な強化」、「価値創造力を高めるための人材および組織づくり」に注力して取り組みます。

  1. メリハリある成長戦略の着実な実行
    当社が行うさまざまなビジネスについて、それぞれの道行きを明確にし、成長を促進していきます。ビジネスごとの特性・強みを活かすことで、多様な道行きを通じて全社成長につなげていこうとするものです。一方で、重点分野への取り組みを強化するために、メリハリある経営資源配分を行うとともに、戦略分野に対する支援体制を強化し、成長戦略を支えるために組織・体制の強化を図っていきます。
  2. 健全性・効率性の徹底的な強化
    GG Plan で掲げた「質のさらなる向上」については、今後も継続的に取り組んでいきますが、特に、バランスシート経営の高度化への全社的取り組みとグループ会社を含めた内部管理体制のさらなる強化に注力します。資産の積極的・戦略的な入替、ならびにバランスシート・マネジメントを推進することにより、新規投資の余力確保と事業ポートフォリオの改善、およびビジネスモデルの転換・高度化への取り組みを促進していきます。また、グローバル連結経営の礎となる内部管理体制については、危機管理体制の再整備を含めさらなる強化を図っていきます。
  3. 価値創造力を高めるための人材および組織づくり
    従業員一人ひとりの能力や意欲を高めるとともに、多様な人材の活躍を促進します。さまざまなビジネスに対応可能な人材の確保・育成をグローバル連結ベースで推進するほか、一人ひとりの多様な強み・スキルを引き出しさらなる活躍を促進するために、組織における人材マネジメント力の強化を図っていきます。

(注)「FOCUS'10」の「FOCUS」とは、「Future」(中長期的な視点)、「Originality」(個性・多様性の尊重)、「Core」(太い収益の柱の構築)、「Unity」(総合力の発揮)、「Soundness」(健全性・効率性の強化)の頭文字をとったものです。これら5つに「焦点を絞る」との意味を込め、新中期経営計画において特に重視する価値観を表現しています。


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