資源・化学品事業概要

資源・化学品事業部門 - 事業概要

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北海油田における石油開発事業

英領北海を安定基盤に

プロジェクトの命運を左右する地質評価

もう一つの大きな動きは、旧オレンジ・ナッソー社の買収により、英領北海の中で残存埋蔵量が第3位という巨大なエルギン・フランクリン油・ガス田の権益を獲得したことです。日本ではあまり知られていませんが、上流事業では資産の入れ替え売買が頻繁に行われており、当社も既存資産の売却と新規資産の獲得を実施しました。これにより、現在は探鉱、開発、生産それぞれの鉱区を合わせて9つの権益を所有。持ち分量は原油換算で日量約7,000バレルとなり、以前に比べて1.5倍となりました。また残存埋蔵量の大きな油・ガス田権益を確保したことにより、2030年までの長期にわたって安定した生産が行える体制を整えました。

これにより、当社では英領北海をこれまで同様、安定的に収益確保が可能な重点地域として位置づけ、探鉱、開発、生産をバランスよく展開していきます。また、現在は石油メジャーや有力な独立系石油開発会社しか担当していない開発オペレーターや生産オペレーターを、将来担当し得るような実力を養っていくことを目標に掲げています。


新規エリアで画期的な取り組みを

米国テキサス州のシェールガス開発プロジェクト

さらに、オペレーター同士の積極的なコミュニケーションによって得た情報、そして当社の総合力を生かしたネットワークを介して入手した情報をもとに、新規エリアへも積極的にビジネスを展開し、事業の拡大を図っていく計画です。

第一弾として、世界を代表する天然ガスの生産・消費国である米国において、シェール(頁岩)層に含有される天然ガスの開発プロジェクトに参画しました。当社は既に米国におけるガス販売事業会社を有しており、同エリアでのマーケッティングや知見を活かすとともに、ガス上流開発から生産ガスの販売まで一連のバリューチェーン構築が可能となります。

このように、当社では原油・天然ガスの上流事業だけでなく、原油・重油・石油製品やLPG、ガス/LNGの提供・販売といった中流・下流の事業も幅広く手がけています。新規エリアでは、こうした事業とも密接に連携しながら、これまでにない画期的な取り組みを積極的に仕掛け、住友商事のエネルギービジネスを高めていきたいと考えています。


2010年1月掲載

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