環境・インフラ - 事業概要

アブダビ首長国は1年を通して晴天で、夏は平均気温が35度を超えます
アラビア半島のペルシア湾岸に日本の約1/4(8万3,600平方キロメートル)の国土を持ち、7つの首長国で構成されるアラブ首長国連邦(UAE)。その約8割の面積を占め、そして最大の人口と収入で連邦をリードしているのが、世界第6位の原油埋蔵量を持つアブダビ首長国です。近年はこの潤沢な資源を背景にした大規模な都市再開発で、人口が急増。さらに、住宅の大型化や電化製品の導入など、人々の生活は一気に豊かさを増しています。
こうした人口増加と生活水準の向上により、電力・水への需要が大きく伸び、電力会社に電気を卸売りする独立系発電事業者(IPP)や独立系発電・造水事業者(IWPP)が数多く参入しています。そのなかで、地域の発展に大きく貢献しているアブダビ有数の発電・造水プラントが、シュワイハットS1(以下S1)です。
首都アブダビの西250kmに位置するシュワイハット地区にあるS1は、送電地域内プラント最大の1,500メガワット*を発電して地域電力の15%を支え、造水は日量45万トンで地域の14%を担っています(2011年度実績)。住友商事は、このS1に2008年9月から経営参画し、安定した事業運営で貢献しています。
*1メガワット=1,000キロワット

2008年に事業権益を取得したS1プラント
S1は天然ガス焚き複合火力発電設備と海水淡水化設備を備え、UAE最大(建設当時)の発電・造水プラントとして建設されました。燃料利用効率に優れており、まずは天然ガスを燃料にガスタービンで発電。その排熱を利用して次は蒸気タービンで発電し、さらにその蒸気を利用して造水を行っています。作り出した電気と水は長期買電・買水契約に基づき、すべてがアブダビ水電力公社に買い取られています。
この燃料利用効率と共に高く評価されているのが、整備された管理体制です。これにより、2007年度から連続してイギリス王立災害防止協会(RoSPA)から安全管理に関わる優れた取組みを表彰されています。また、排出する空気、排水、土壌汚染、騒音といった環境への配慮にも徹しており、国際基準に準拠したUAEの厳しい基準もクリアし続けています。
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