インフラ - 事業概要

商業や漁業で有名なロシア沿海州にあるウラジオストック
第二のポリシーは、国全体の発展に貢献するため、首都とともに地方都市にも目を向けること。たとえばロシアでは、国内65都市でWiMAXサービスを展開する大手通信事業会社エンフォルタに経営参画する一方、ウラジオストックに拠点を置き、携帯電話事業を中心に無線ブロードバンド事業と固定電話事業も手がける地域密着型の総合通信事業会社NTC(New Telephone Company)にも参画。NTCはロシア沿海州でシェア4割を超える地域最大の通信事業会社として、首都と同様の快適な通信環境を実現しています。
当時は携帯電話とは無縁と思われていたモンゴルでも、国内初の携帯電話事業会社モビコムをKDDIおよび地元資本とともに設立。今では人口260万人のモンゴルでモビコムユーザーは100万人を超えており、国内No.1携帯電話事業会社までに成長し、社会と文化の発展に貢献する役割を果たしています。

Super iMAX社の現地スタッフと駐在員の島根氏
そして第三のポリシーが、参画した企業には必ず当社から人材を派遣することです。
現地の人たちと同じ目線で状況を見つめ、課題の本質を把握。そこに当社が蓄積した技術やノウハウを応用し、その国になかった新しい価値を創造する。そして得た新たな知識や成功体験などは、当社の特長である組織力として、事業の全メンバーで共有し、次の案件のソリューション構築に生かす。この繰り返しにより、インフラの高度化を実現するのです。ウズベキスタンの2社は韓国KT Corporation社との共同事業であり、ビジネスパートナーとして国の発展に取り組むとともに、日本同様ブロードバンド先進国である韓国の技術やビジネスモデルを習得する機会にもなっています。

現在、経営参画している通信事業会社は、ロシア・CIS、アジア、アメリカで合計9社。ユーザー数は255万人を超えています。いずれの企業も経済・文化の発展に大きく貢献していることを高く評価され、NTCはロシア政府からExcellent Company of the Yearとして3度も表彰されています。
こうした成果を背景に、当社が次にめざしているのは、ユーザー数を500万人まで伸ばすこと。そのために取り組んでいるのが、各社がめざす新事業への進出サポートです。たとえば携帯電話を使った決済業務への取り組みでは、世界に先駆けていち早く日本で普及したことから、その戦略や仕組みづくりを積極的にサポート。また、単体事業会社から総合通信事業会社への展開などでは、各国の成功例を踏まえて各地域にあった進出計画を立案。このほか、新会社の設立や新たな経営参画、新たな地域への進出なども検討しています。
そして、いずれは企業経営にも直接着手し、各国が理想とする通信サービスの普及に努めることでその地域の発展に貢献します。
2009年11月掲載