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広報部がアテンドするビジネスサイトツアー 広報部が主催する報道関係者向けビジネスサイトツアーの模様をお届けします。
海外

インドネシア・ジャワ島の発電所を取材しました(ページ 1/2)

住友商事広報部では、メディア関係者を対象に、当社の事業を理解していただくためのサイトツアーを随時行っています。今回は、当社がインドネシアで発電所リース事業として手掛ける大規模石炭火力発電所と、EPC納入実績のある地熱発電所を視察するツアーを実施しました。

ワヤン・ウィンドゥ地熱発電所

インドネシアでは、首都ジャカルタがあるジャワ島(広さ132平方キロメートル)に人口の70パーセント以上が集中しています。急速な経済成長に伴い、電力需要はこれまで年7パーセントずつ増加、今後2019年までは年平均9.2パーセント増と予測され、供給量は逼迫(ひっぱく)している状況です。政府はこれに対応するべく2006年に第一次、2010年に第二次とクラッシュプログラム(発電所開発促進プログラム)を発表し、独立系発電事業者(IPP)や地熱を中心とした再生可能エネルギーへのシフトなど、新たな電源開発に乗り出しています。今回のサイトツアーは、当社がインドネシアで展開するタンジュン・ジャティB石炭火力発電所詳細と、ワヤン・ウィンドゥ地熱発電所詳細を訪問しました。

1日目 タンジュン・ジャティB石炭火力発電所

タンジュン・ジャティB石炭火力発電所は、ジャカルタから国内線フライトで1時間、ジャワ島第四の街セマランまで飛び、そこから車で約3時間の海岸沿いの村にあります。前日からセマランまで飛んでいた記者団一行は、朝7時にホテルを出発し、ジャパラを目指します。いくつかの街を通り過ぎ、ちらっと海が見えると、遠くに水蒸気を吐く高い煙突が見えてきました。さっそく写真に収める記者たち。早くもツアーがスタートしました。現地に到着後は、当地で業務に就くCJP社員(当社からの駐在員)詳細に説明を受け、所内を案内してもらいました。

発電所の敷地面積は150ヘクタール。皇居よりも少し大きいくらいの面積

まず向かったのは1.5キロメートルに及ぶ桟橋の突端。船で運ばれてきた石炭は、ここからベルトコンベヤーで運ばれます。埠頭に据え付けられている地上約40メートルの揚炭用クレーンの上からは、発電所全景が見渡せ絶好の撮影ポイントとのことで、高所恐怖症の記者も交えて一同上へ。天気に恵まれ、エメラルドグリーンの海を入れて長時間の撮影タイムとなりました。

クレーンの大きさ、コンベヤーの長さに圧倒された

石炭火力発電所にとって石炭は生命線。同発電所では、約1,000キロメートル北にあるカリマンタン島よりパナマックス(Panamax)サイズ(※)の専用船で年間約4百万トンの石炭を運び入れています。揚炭用の埠頭が外洋に面していることから、海が荒れるリスクを考慮し、最大2カ月分の貯炭容量をもつ貯炭場には、通常40万トン強の石炭を留め置いています。
(※)パナマ運河を通過できる船の最大の大きさ

石炭を運ぶコンベヤーが桟橋から貯炭場を経てボイラーへつながる

石炭火力発電所は、石炭をボイラーで燃焼して作った蒸気の力でタービンを回転させ、その回転を発電機に伝え発電する仕組み。貯炭場から運び出された石炭は砕かれて微粉炭になってボイラーに吹き込まれ、この石炭燃焼の熱により作られる高温・高圧の蒸気でタービンを動かします。ボイラーの最上階は10階建てのビルの高さ。ボイラーの熱が伝わります。

訪問時は、現在稼働中の2機(1号機、2号機)に加えて、3号機が試運転中、4号機が来年早期の稼働を目指して調整中と、拡張工事の真っ最中。「予定していた工期より前倒しで完工できそう」との説明に、他発電所では工期が遅れがちな状況を知る記者たちはしきりに感心していました。不便な場所で家族とも離れた宿舎生活にもかかわらず、「家族に会えないのは寂しいですが、現場での仕事はやりがいがあって楽しいですよ」と語る駐在員たちの笑顔を見て、きっと記者たちにも熱い思いが伝わったに違いない一日となりました。明日はワヤン・ウィンドゥ地熱発電所を訪問します。

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    左から野瀬隆志、所長・吉田靖、横田辰二、木村紘人

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    帰途、ドリアン市場を目ざとく見つけた記者さんの提案で、南国の味と香りを堪能

タービンに入れる蒸気は540度にもなるという

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