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基本性能へのこだわりと総合力が生み出す「住友商事品質」
――マンション分譲事業

2017年5月更新

原点は不動産事業

住友商事の前身である大阪北港株式会社が設立されたのは1919年のことです。大阪の港湾エリアの開発などを手がけていた大阪北港は、その後、住友土地工務、日本建設産業と名前を変え、52年、社名を現在の住友商事に改めました。歩みをスタートしてから100年近く。その間、建設不動産事業は、住友商事の発展において、重要な骨格を担い続けてきました。

日本で民間企業によるマンション事業が本格的にスタートしたのは1960年代初頭です。当社はいち早く業界に参入し、東京オリンピックが開催された64年には、関西圏初の民間分譲マンションである「メゾン西宮」を、66年には、当社として首都圏初の民間分譲マンション「久我山ハイム」を手がけています。

また、業界のパイオニアとして、住宅ローン制度の導入や、モデルルームを活用した販売、メゾネットタイプの住戸プランニングなど、現在ではごく普通となっている手法に、早い段階から取り組んできました。

大阪のメインストリート、御堂筋の至近に位置し、大正モダンの建築美を受け継ぐ「クラッシイタワー淀屋橋」(大阪府大阪市)

2009年、新ブランド「CLASSY HOUSE(クラッシィハウス)」が始動

住友商事が分譲するマンションには従来、首都圏では「ハイム」「ハウス」、関西では「メゾン」というブランド名が付けられてきました。2009年、それらを「クラッシィハウス」というブランド名に統一し、新たな一歩を踏み出しました。

「クラッシィ」という名称には、「高級な」「上品な」といった意味があります。ブランドのコンセプトは、「機能」すなわち住宅としてのスペックと、「美」すなわちデザイン性を融合させること。生活のクオリティを実現するには「住みやすさ」と「見た目の快適さ」のいずれも重要であるという確かな信念が、このコンセプトに込められています。

これまでのマンション供給実績は、首都圏、関西圏を中心におよそ5万6,000戸を数えます。一つ一つの物件について、土地の選定、設計、施工にじっくり時間をかけて、高品質の住環境を提供することに力を注いでいます。

「機能と美の融合」によってひとクラス上の住まいを提供するクラッシィハウス。写真は「クラッシィハウス用賀一丁目」(東京都世田谷区)のエントランス

部署間の連携によってトータルな地域開発を実現

グループ内に住宅事業を手がける組織をもつ総合商社は珍しくはありません。しかし、その機能を独立した会社とせず、社内の一事業部としている点に当社の住宅事業の特徴があります。

近年のマンション開発では、地域の複合開発の一環として行われることが増えています。オフィスビルや商業施設などとともにマンションが建てられ、そこに一つの「生活の場」が形作られるのです。複合開発には、異なる部署間の綿密な連携が必須となります。一つの企業内においてスムーズな連携を実現し、マンションを含めた地域全体のプランニングを可能とすること。それが、総合商社である住友商事の住宅事業の強みの一つと言えます。

「快適な生活は、住宅の周囲の環境、買い物のしやすさ、駅からのアクセスなど、その地域を形成するトータルなコンセプトによって成立する。そう私たちは考えています」住宅・都市事業部長の村田大明はこう話します。その「トータルなコンセプト」のもとに開発されたのが、東京・勝どきの「THE TOKYO TOWERS(ザ・トーキョー・タワーズ)」であり、商業施設「テラスモール湘南」に隣接した「クラッシィハウス辻堂」です。いずれも、ビル事業部、商業施設事業部、住宅・都市事業部など、社内各部署の綿密な横の連携によって進められたプロジェクトでした。

「クラッシィハウス辻堂」(神奈川県藤沢市)は、「テラスモール湘南」とともに、JR東海道線辻堂駅前の複合都市整備事業として当社が携わり、2011年に誕生

グループ企業のコラボレーションで生活の質を高める

一方、食品スーパーのサミット、放送・通信事業を手がけるジュピターテレコム(J:COM)といった住友商事グループ企業とのコラボレーションによって、居住者の生活の質を高めるお手伝いができるのも、当社の特長です。食品をすぐに買い求めることができる物件や、J:COMが提供するケーブルテレビやインターネット、電話などのインフラを標準で備えた物件の数は、年々増えています。

さらに、マンション販売後の管理・運用は、同じくグループ企業である住商建物が担っています。計画、設計、建設という開発のフェーズだけではなく、販売、管理・運用までを一貫して行う体勢を整え、マンションを購入してくださったお客さまと長いお付き合いを続けていけること。それもまた、住友商事グループの強みです。

食品スーパーのサミットを併設している「クラッシイタワー東中野」(東京都中野区)

徹底したこだわりが安心感や信頼感を生み出す

そうした総合力の核を成すのは、あくまでも住宅自体の質の高さです。

「住宅環境が備える付加価値以上に私たちが重視しているのは、住居そのものの基本性能です。設計仕様を極めて高いレベルに設定し、建設の際にはパートナー企業を厳選します。また、商社としての調達力を生かし、高品質の資材を選りすぐって建設事業者に提供しています。それらのこだわりによって生み出される安心感や信頼感。それこそが、住友商事の住宅事業の最大の特長であると私たちは考えます」(村田)

当社は現在、中国・上海を皮切りに、海外でのマンション開発にも本格的に乗り出しています。1919年の創業以来、培ってきた建設不動産事業のスキルとノウハウ、そして妥協のない「住友商事品質」を海外にも広く提供していくこと。それが、当社の住宅事業のこれからの挑戦となります。

「東方豪園」(中国・上海市)プロジェクトは、敷地面積10万平方メートル弱、総戸数600戸に及ぶ大規模複合開発で、現地デベロッパーを通じて参画。2016年竣工

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